2018年を振り返って

今年は仕事を淡々とこなしつつ、自分の技術の方向性に悩みながらも、ずいぶんとだらけてしまった一年だったと思います。技術面での成長に伸び悩んでいます。

Mackerelのコードの整理や改善は無限にやることがあるのですが、平日夜や休日をそれで潰す生活をしていると、頭の切り替えがうまく行かなくなり仕事中に集中できなくなってしまいました。フロントエンドはかなりコードの整理が進み、SPA化できたのはよかったですね。コンテナ周りはチョットワカルと言えるようになりたいですね。

春先にバイナリエディタをリリースしました。まだ実装したい機能はたくさんありますが、リリースしたら燃え尽きてしまってあまりコードを触れていません。Goを書き続ける良い遊び場なので、今後もきちんと開発を続けていきたいですね。

バイナリエディタの後は特に何かを作ることもなく、また新しい技術を学ぶこともなく、のんびり過ごしてしまいました。以前は仕事から帰ってからも3〜4時間コードを書くことができましたが、夏頃に小指の痛みがひどくなり、夕食をとってからベッドでだらだら過ごす日が多くなりました。好きなYouTuberを見つけたのも今年のことでした。

プログラミング以外の趣味を持たなければ人生が薄っぺらいまま終わってしまうのではないかという危機感をいだき、12月に入ってから思い切ってピアノを購入しました。音楽は良いものですね。最近は毎日最低でも二時間は練習時間に取れていると思います。小学生の頃にピアノを習っていましたが、中学受験のために辞めて以来なので、実に十数年のブランクがあります。基礎練習が大事だというのは嫌というほど知っているので、単調な練習曲を5回10回と繰り返しながら、指を動かす感覚を取り戻しているところです。実家から教本を何冊かもらって帰るつもりです。ショパンが大好きなので弾けるようになるといいですね。

ウェザーニュースLiVEを頻繁に見るようになったのも今年に入ってからです。個性的なキャスターがみな魅力的で、番組の内容は聞き続けても飽きません。声も個性的なので今では聞くだけで誰かすぐわかるようになりました。SOLiVE24時代をリアルタイムに楽しめなかったのがすごく残念です。

ルービックキューブも今年に入ってから始めました。昔から日本配色のキューブを持っていましたが、会社で流行したタイミングでMoYuのGTS2Mを買いました。興味は次第に多次元・多面体キューブに移っていき、LanLanやYuXinのキューブを集めて遊んでいます。未だにGreg's Multi Cubeの解き方がわかっていません。commutatorとconjugateは回し方を整理するのには便利ですが、新しいキューブを解くのは私にはまだ難しいです。

Vim本体の最新パッチを追う情熱は持てなくなり辞めてしまいました。今年はプラグインも作れてないですね。最近入れたプラグインの中ではtraces.vimはかなり便利なプラグインだと思います。lightline.vimは3300スターを超えて、今もなお増え続けています。つい先日vim-winfixのバグを直したので、こういう小粒便利プラグインの紹介でも書いてみようかなと考えています。git系のプラグインはなかなか手になじまないことが多いので自分で作ろうかなと考え始めています。

今年もたくさんのアニメを見ました。中でも『多田くんは恋をしない』『はるかなレシーブ』『色づく世界の明日から』『やがて君になる』は印象に強く残っています。来年は『マギアレコード』『フルーツバスケット 新』『ストライクウィッチーズ 501』そして『PSYCHO-PASS 劇場版』に期待しています。

今後もブラウザ、言語処理系、機械学習という三分野を深掘りしていきたいという気持ちは変わっていません。仕事と趣味そして休息のバランスを取りながら来年も頑張っていきましょう。

風野あさぎ「あいかわらずが続くのって、つらくないですか」

色づく世界の明日から 第八話